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彼女               .exe

1 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:22:58.43 ID:jRo6lQtUO
 うはwwwおkwwww
 やっと落とせたwwwww

2 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:23:28.13 ID:naAxaG5T0
 おめwwwwwwwwww早速開こうぜwwwwwwwwww

3 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:23:28.84 ID:9nwd80xX0
 パソコンが物故割れた

4 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:24:14.36 ID:sAB3hhol0
 ノートン先生大激怒

5 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:24:35.29 ID:pRnzJ9ZF0
 アッー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


6 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:26:00.21 ID:iVJ1ROMJ0
 (インストール中)
 PC「あ・・・えっと・・・はじめまして。」
 俺「あ、・・・ども・・・。」
 PC「私が今日から・・・あなたの彼女って事になるんですね。」
 俺「うん・・・。」
 PC「あ・・・そんなにギクシャクされても・・・」


10 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:28:58.35 ID:iVJ1ROMJ0
 PCの画面上に別にマスコットキャラが出てくるとかはなく、
 「彼女」がしゃべる度に、端っこに出てきたバーが音声に合わし動くだけ。
 それ以外に「彼女」はなんら人間と変わらなかった。

 俺「電源、切るぞ。」
 PC「あ・・・うん。」
 俺「・・・また、明日な。」
 PC「うん・・・おやすみ。」
 俺「おやすみ。」


13 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:33:25.45 ID:iVJ1ROMJ0
 俺も俺とて、職もなく学校も行かないニートなので、
 「彼女」とはおきている間中はいつも一緒にいた。
 生身の彼女より、情や信頼はそれゆえにそれ以上あったと思う。

 (今日も電源を入れる)

 PC「やっほー。」
 俺「やほ。」
 PC「えーと、Windowsのアップデータからお知らせが来てるよ。
   重要度高。したほうがいいんじゃない?」
 俺「うん、やっといて。」
P C「デスクトップのクリンナップも今日がその日だよ。」
 俺「じゃあ適当にまとめて置いて。
   あと、アップデータ終わったらデフラグでもするか。」
 PC「最近やってなかったしね。」


14 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:36:43.46 ID:iVJ1ROMJ0
 PC「アップデータ終わったよ。再起動するね。」
 俺「おk。」
 (プツン・・・ジジジ・・・ジジ・・・)
 俺「このパソコンもそろそろHDD交換しなきゃなあ・・・」
 (数分後)
 PC「・・・ふう。再起動完了。」
 俺「よし、デフラグするか。」
 PC「久しぶりだから気合いれてくよ」
 俺「そだな」


17 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:39:20.01 ID:0BN+Mowc0
 >>14
 近いうちに実用化されそうだな

18 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:39:51.01 ID:iVJ1ROMJ0
 PC「デフラグ終わったよ。」
 俺「なんか時間かかったな・・・。」
 PC「久しぶりだからじゃない?」
 俺「(そうだといいんだがな・・・)。」

 俺「さて、音楽でも聞きながらVIPでもするか。」
 PC「MP起動するね。」
 俺「(・・・なんか重たいなあ)」


19 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:40:54.11 ID:f5rTq4UJO
 全米が泣く予感

20 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:43:35.47 ID:iVJ1ROMJ0
 俺のいやな予感はなぜか当たってしまった。
 今日もいつもどおりにPCを起動する。
 いままで引きこもってVIPでも空気を読めず、
 俺のレスの後ろにはレスが付かないような状況でも遭ったが、
 「彼女」のおかげでそんな俺も少し空気とやらが読めるようになり、
 われながらにも性格が明るくなったと思う。
 そういえば、そのおかげというか、近くのコンビニのバイトの子と
 フラグがたちそうでもある。
 まあ、俺には「彼女」がいるじゃないか。
 そんな事をかんがえてPCの電源を入れたのだが、

 黒い画面に白抜きの文字
 心臓が止まるかと思った
 あせっていてよくエラーメッセージは読んでいない
 再起動まであと数秒とのカウント
 ハードに支障? 前回終了時に云々
 選択肢は、セーフモード他


 PCは、再起動しない。


21 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:44:36.94 ID:aynhq8cc0
 やべぇなんか切なくなってきたwwwwwww

22 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:44:43.03 ID:pBMP4Ex+O
 泣いた

23 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:45:52.09 ID:naAxaG5T0
 まさかこんな流れになるとは…

24 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:47:01.26 ID:iVJ1ROMJ0
 俺「え・・・うそだろ・・・!?」
 冷静なもう一人の俺はすぐさま判断を下す。
 (ほら、この前のデフラグ・・・嫌に重たかったじゃないか)
 (HDDがもう寿命だったんじゃないか・・・?)
 嘘だろ・・・?
 そういえばバックアップデータは取ってあったが、
 それは俺と「彼女」が出会って間もないころの記憶だけ。

 俺は彼女を再インストールした。
 「記憶」を彼女に叩き込むと、
 彼女は少し時差ぼけを起こしながらも俺に話を合わせた。
 妙にそんな彼女がふざけて見えて、
 機械相手に一人、泣いた。


28 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:51:37.50 ID:iVJ1ROMJ0
 あれから俺と「彼女」の時間は日々日々少なくなっていった。
 俺は寂しさでも紛らわせるためにか、とりあえずあの子と同じコンビにで働く事になった。
 「彼女」がやさしくしてくれた俺、ニートの俺を少しでも消すためにもだと思う。
 そのまま成り行きで、その子とは恋人同士のような関係に引きづった。

 ある日、その子を俺のアパートに呼び込んだ。

 バイト「へー、結構綺麗な部屋。」
 俺「そんな意外そうにいうのも止めてくださいよ・・・。」
 バイト「あれ・・・このPC・・・埃かぶってるよ。」
 俺「あ・・・・。」

 アレからもう結構「彼女」とは会っていない。
 バイトの子が見つけたPCの中で、
 いまだに「彼女」は、会ったばかりの俺に話を合わそうと
 奮闘するのを夢に見て寝ているのかもしれない。


30 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:54:14.95 ID:XkU8geXq0
 なんていい話だ

31 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:55:04.83 ID:iVJ1ROMJ0
 バイト「・・・どうしたの?」

 俺は無意識にそのPCからバイトの子の興味を引き離そうとしていたと思う。
 でもその子は子悪魔っぽい笑みを浮かべ
 (俺から見ればベルゼブブの笑顔ほど不安よ呼ぶ)
 俺を無視してPCの電源を入れた。

 あのあとHDDを入れ替えたので、起動はとてもスムーズ。
 聞きなれたXPのピアノ音。
 そして、「彼女」の声は聞こえない。
 少し不安になったが、その場はとりあえず内心ほっとした。
 バイトの子が帰ったらあとでもう一度見てみよう。
 久しぶりに「彼女」と再会してみよう。


33 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:57:29.76 ID:f5rTq4UJO
 マジレスするとPC彼女との交流をもっと書くと
 壊れた時の切なさがもっと伝わる
 もっと印象的な話を折り込んでくれ

34 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 22:58:58.74 ID:iVJ1ROMJ0
 バイトの子は少しして帰った。
 完全にフラグは立ったと思ったが、俺にはもう如何でもいい。
 一目散に「彼女」の不調を調べた。

 数時間掛けて出した答えは、「不明」。
 まさか俺に見捨てられたと思って家出でもしたかと馬鹿な事が頭に浮かぶが、
 そんな事はあるはずがない。
 畜生、畜生。
 俺はいつの間にか悪態を呪文として吐いていた。
 そういい続けていれば、彼女が・・・。

 それでもPCは無慈悲に、あのころの声ではなく、あの音で
 ポン!と俺に一方的に言う。
 丁寧にエラーメッセージを読み上げてくれるはずもない。


36 名前:VIP[>>33時間ないんだ。] 投稿日:2006/01/23(月) 23:02:55.63 ID:iVJ1ROMJ0
 「彼女」はこの世から消え去ったのかもしれない。
 残ったのは「彼女の記憶」のファイルだけ。
 俺は出会ったときから記録されているそれをすべて読んだ。
 それから、泣いた。
 泣いてどうにかなると信じて、泣いた。

 バイト「大丈夫だよ」
 いつの間にかあの子が居た。
 バイト「大丈夫。大丈夫だよ。」
 何が如何なのか知る由もないその子は俺をただ慰める。
 バイト「大丈夫。だから・・・、」
 私も好きな人が泣いているのを見るのはつらい、とだけ言った。
 俺も同意した。
 そういえば何のために泣いていたのか、
 「彼女」だ。
 じゃあ、彼女も俺の泣く姿を見て泣いているのだろうか。


38 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 23:05:02.57 ID:jOtVB9/W0
 エロゲ化決定!!

39 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 23:06:52.96 ID:iVJ1ROMJ0
 泣いている彼女は俺は一度も見た事がない。
 あの声が震えた事を一度も聞いたためしがない。
 裏を返せば、彼女は一人どこかで泣いていたのかもしれない。
 最初はたかがPCだと思っていたが、接するうちに人間となんら変わらないことには気づいていた。

 バイト「大丈夫だよ。」
 莫迦みたいに繰り返す。
 バイト「大丈夫。私が居るから。」
 そうだ。この子がいるんだ。この子が俺の彼女なんだ。
 バイト「だから、大丈夫。」

 俺はPCの電源を抜く前に、彼女との思い出をZipに固めた。
 一枚のCDに焼き、それは俺が幸せの内に、日の目を見る事はないはずだ。


 おわり。


40 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 23:07:12.94 ID:DqCgBemq0
 完全にちょびっツ

44 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 23:09:48.81 ID:iVJ1ROMJ0
 >>40同意。


 みんな、いままで読んでくれてありがとう。じゃ。


45 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 23:17:52.62 ID:uuowUF100
 それでも・・・。

 感動・・・?


 いや・・・切なくなった・・・。

46 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 23:35:15.70 ID:4zRCZh2O0
 これ自分で考えたの?>>1
 なかなかおもしろかった。
 てかそろそろそういうアプリが出来てもいいのに…って何百万もするかな…

47 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 23:41:06.64 ID:pBMP4Ex+O
 誰か作れw

48 名前:VIP 投稿日:2006/01/23(月) 23:47:44.76 ID:M/Pe/lRE0
 書籍化決定
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  1. 2006/07/18(火) 21:12:40|
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